土屋ひかるちゃんに来て頂きました〜!

2015年ミス・ユニバース・JAPANで3位だった、土屋ひかるちゃんに来て頂いて、カットを担当させて頂きました🎵
Hikarusan
以前に毛先を梳き過ぎてしまったので…という事で。

毛先は若干重めなんだけど…

でも手櫛を通すと軽くて〜!

巻いたらエアリーな感じにする!

そんなカットにしましょう🎵

 

極力、梳きバサミは使わないで、中間部分にスライドカットでクレパスを作って、巻いた時の空気感、そして巻いた時の毛束を出しやすくします。梳きバサミをバッサバッサ入れてしまう美容師さんが多いんですけど、逆にまとまりづらくなるし、メリハリがつかないので、巻いても

ぼわ〜〜〜ん(汗;

ってなってしまいます。。。

巻かなくても、軽やかな大人っぽいストレートに🎵

巻いたら、ふわふわ可愛い感じに💖

これからはモデルとして、どんどんメディアに登場して欲しいな〜って思います!モデル業頑張って下さい。次はカラーでお待ちしております(^^)v

ちなみに、ひかるちゃんのインスタはここ
https://instagram.com/hikaruuuuu15/

皆さんも応援してくださ〜い!

アマゾンFireタブレット

↑ ↑ ↑
どうしようか散々悩んだあげく、4980円という値段に負けて申し込みました。。。

僕の生活は、80%はアマゾンで成り立っていて(笑)

先日も、銀座のお客さんとアマゾン話で盛り上がったのですが(笑)お米も洗剤もミネラルウォーターも、札幌のお客様用の雑誌から、車を運転しないので配達してくれるのは大助かりでプライム会員なんですね〜!

アマゾンfireタブレットを購入すると、毎月本を一冊無料でダウンロードできるということなので、3ヶ月で元を取れちゃう計算できますもんね!

アメリカのドラマや映画も見放題っていうのも魅力!(そんなの見る時間あるのか?って話も(汗;)

いつ届くか楽しみです♪

最近はすっかりFBで。。。

最近、お客さんから

「Yasuさんのブログ、アップされてないぃ〜」と言われる事が多くなってきました(汗;

殆んど、最近はFBにアップしていて、写真付きで手軽にiPhoneからアップできるので、ブログから遠のいてしまってます(汗;

https://www.facebook.com/yasu.tanaka

こちらでご覧下さいm(__)m
Friendしか公開していないネタも隠されているので、友達申請して下さいねm(__)m

最近のネタは、180度のカールアイロンの、グリップを持ったつもりが反対側を握ってしまい、2度熱傷。。。

あちぃぃ〜(汗;

その他、ネタ満載?でお送りしております。

飛行機と食べ物の写真ばっかじゃん!って言われますが(笑)

この台風の中、これから札幌出張です。。。今回も7日間営業、ほぼ予約が埋まりました。ありがとうございますm(__)m

なにが表参道だか…

自分も表参道で仕事してた人間ですが(笑)
あ、これからもすると思いますが…。

札幌にてお会いした方の話です。

「表参道で働いていた美容師が札幌に来たという触れ込みのサロンがあったので行ってきたんです」

ため息混じりに話を始めました。

詳しく聞くと…

「私の注文は無視をして、『いや貴女はウフルだね』と言って、勝手に切られたんです」

ありえない。。。(汗;

好きでもない(むしろ嫌いな)スタイルにされてから、何ヶ月も憂うつな気分でいるそうです。

ラーメン屋に入って、味噌ラーメンを注文してるのに、いや君は「塩」だねって塩ラーメンを出されるより、もっと質が悪い。

札幌の人間を馬鹿にするなと言いたい。

表参道の名前を汚すような美容師は辞めてもらいたい。いや出身地関係なくハサミを置いて欲しい。

髪の手入れがしやすく、お客さんが毎朝鏡を見るのが楽しくなるように願いを込めて、僕ら美容師(理容師も)日々勉強をして練習をするのがプロじゃないのかって思うのです。技術先行じゃ駄目なんです。心先行じゃないとプロじゃないです。どんな有名店出身でも、そのうち札幌で仕事ができなくなります。

もう20数年も、この仕事をしている僕ですら、ファッション雑誌に目を通して流行のスタイルをチェックして、業界紙を買っては新しいアイデアはないかを探し、もっと良い技術はないのかを研究して、自分の部屋にはいつでも触れるように人形の頭を置いてある。練習をしている姿を後輩にはみせたくないので、部屋でこっそり練習し(笑)今でも勉強しているのは、自分のためじゃなく、明日に来てくれるだろうお客さんのためなんです。

確かに美容師のメッカと言われるくらい、「表参道・青山」というブランドは確立されてます。実際に働いてみて、やはり聖地だなと感じるくらい、そこで働く人達は、より良いものを求める探究心は半端無く強く、一生懸命プロ意識を持って働いています。

そんな日本のトップを目指して頑張っている美容師達を汚すような発言と行動は許されるものではありません。。。

プライドを履き違えずに「さすがだ!」と言われるように、精神から磨いて欲しいものです。

自分の技術力を高めるためじゃなく、個人売上をあげるためじゃなく、経歴を見せびらかすだけじゃなく、お客さんのなりたい理想の髪型になってもらうために、辛い下積みがあって練習をしているんだというのを忘れちゃだめです。

その方は、東京で修行した美容師には、金輪際お願いしないと言っていました。

アッシュにならない髪

東京滞在中は、週に2回ほど朝稽古に通っているのですが(合気道)生徒?弟子?も女性が増えてきました。

その中の女の子が「色んな有名美容室に行って、ヘアカラーをアッシュにお願いするんですけど、絶対にならないんです。昨日も染めたばかりなのに…」とのこと。

パッと見、そりゃーアッシュじゃないよね〜と言うしかない色味。。。有名な美容室に行っても、担当の美容師が勉強不足や経験不足だったら思い通りになるわけがない。。。っていうか、同業者として情けない(泣)

 

カラーチャートを出してきてColour Chart

アッシュの9番がお客様の希望だから…って、単品でアッシュの9番のカラー剤を塗布しても、アッシュにはなるはずないですよね(笑)

人間の髪は十人十色どころか、百人百色ってくらい、個々の髪の毛に入っている色素の割合が違っています。

赤みの強い人、黄色みの強い人、外人だと青みの強い人、それがミックスしているので、オレンジの強い人だったり、バイオレットの強い人もいます。

その下地にあるメラニン色素を「読む」んです。日本人は赤みが強いので、赤を消さないとアッシュにはなりません。

逆に外人は赤みがないので、アッシュだったり「青+黄色」で緑っぽかったりするんです。

赤みを消す方法は?

ブリーチも一つの手段ですが、全員にブリーチするわけにはいかないので(笑)

カラーリストなら当然わかってますよね〜!

「補色」。「反対色」ともいいます。

 

赤の補色は、緑。

color-wheel

カラー剤に緑を混ぜないと、アッシュにはなりません。

 

そうやって、髪の毛の中にあるメラニン色素(アンダーピグメント)を読む事ができないと、自由自在に色味は出せません。

 

作品撮りのモデルに、吉本の芸人さんにお願いしました(笑)

ベージュです。もちろん単品じゃありません。何色も混ぜてます。単品だと黄色が強すぎて、この色にはなりません。

IMG_8771

 

 

きちんと勉強し続けて、尚且つ経験もしっかりある美容師さんって絶対にいるはずです〜!

 

テイラー・スウィフト

今回のヘアーカラーは
「テイラー・スウィフト」

2015-04-03 11.38.36

フェイスブックを通じてのお客さま、エクアドル出身で東京に住んで2年になるのですが、一度、東京の他の美容室に行ったら全然違うカラーになってしまったと言う事で、すごく不安がっていました。英語が上手なのですが旦那さんの方が堪能という事で、夫婦でご来店下さりました。

美容師が日本でカラーを習うと、日本人の髪についてしか習わないので、外人さんのブロンドにどう対処していいか分からないので失敗しちゃうのです。日本のヘアカラー理論もカラー剤も、ガラパコスなので世界先進国のカラー理論とは全く別物です。

海外のカラーを取得すると、日本でもブリーチを使う仕事は上手になりますし、本当にカラー理論を知るので明るいカラーでも暗いカラーでも、カラーリストとしてグンと幅が広がります。

ブロンドを作るコツとしては、取りあえずトコトン赤みを抜く、ブリーチを短時間で塗布して均一に抜く。それから目的の色味を乗せる。これにつきます。

エステラ

とても喜んで頂きました!色んなSNSに写真をアップしてくれて感謝です。

僕が銀座で働いている時は、ご覧のとおりの制服なんです(汗;
そこは恥ずかしいので触れないで下さい(笑)

テイラー・スウィフト

今回のヘアーカラーは
「テイラー・スウィフト」

2015-04-03 11.38.36

フェイスブックを通じてのお客さま、エクアドル出身で東京に住んで2年になるのですが、一度、東京の他の美容室に行ったら全然違うカラーになってしまったと言う事で、すごく不安がっていました。英語が上手なのですが旦那さんの方が堪能という事で、夫婦でご来店下さりました。

美容師が日本でカラーを習うと、日本人の髪についてしか習わないので、外人さんのブロンドにどう対処していいか分からないので失敗しちゃうのです。日本のヘアカラー理論もカラー剤も、ガラパコスなので世界先進国のカラー理論とは全く別物です。

海外のカラーを取得すると、日本でもブリーチを使う仕事は上手になりますし、本当にカラー理論を知るので明るいカラーでも暗いカラーでも、カラーリストとしてグンと幅が広がります。

ブロンドを作るコツとしては、取りあえずトコトン赤みを抜く、ブリーチを短時間で塗布して均一に抜く。それから目的の色味を乗せる。これにつきます。

エステラ

とても喜んで頂きました!色んなSNSに写真をアップしてくれて感謝です。

僕が銀座で働いている時は、ご覧のとおりの制服なんです(汗;
そこは恥ずかしいので触れないで下さい(笑)

ブリーチしてアッシュ・ベージュ

吉本でお笑い芸人をやっている福森みほちゃんに来て頂きました!
作品撮り用のモデルさんをお願いしたら、こころよく引き受けてくれました〜!ありがとうm(__)m

超ロングの黒髪を、ブリーチしたいって事になり(笑)

それはインパクトあるから面白い!って事で三回ブリーチをしてベージュとアッシュを乗せました。

「3回ブリーチして色味を乗せて」って作業をすると、札幌でも料金は三万円+消費税になります(東京だともっと?)。時間もカット込みで4時間は覚悟して下さい(汗;

ちなみに2回ブリーチで色味を乗せてと言う場合は、3時間強で2万5千円+消費税くらい(東京だともっと!?)でしょうか。。。

どうして、3回ブリーチかというと、アジア人の黒髪は赤が非常に多くはいっているので、1回のブリーチではオレンジ色になり、そのオレンジが邪魔をして透明感のある色にはならないのです。

2回ブリーチして、赤みが取れる人もいますが、硬くて太い毛質だと3回必要な場合が多いです。

ブリーチ後の色味を乗せる事を「トナー」と言いますが、これもアッシュとベージュを混ぜて塗っただけでは、目的の色になりません。色の三原色の円グラフを頭のなかで計算をして、調合して色味を出します。黄色みを消したい時は、補色のバイオレットを少々入れるのは基本中の基本なのでお分かりかと。今回使用した色は

ベージュ+アッシュ+マット+イエロー+バイオレット。

全て計算されています。調合の割合は秘密です(笑)っていうか聞かれたら教えますのでメールフォームで問合せて下さい♪

福森みほ
福森みほ

安売りは業界を滅ぼす

職業は理美容師と言うと、よく言われるのが…
「カットって仕入れが無いから、まるまる利益だから儲かるよね〜」とか
酷い時には、
「原価がかかってないのに、なんでカット料金に6000円(銀座は1万円)も取るの?」
なんて、時々聞く。

母も美容師なのだが、僕が子供の頃に、義理の姉妹(僕からすれば叔母)がパーマをかけに来て、母にお金も払わないで帰っていく姿に、それが当たり前なのか…と。パーマ液代の原価が当時数百円だから良いのか?と。

僕が専門学校の授業で、始めて人形の頭相手にパーマを全頭巻いた時に、6時間もかかり。こんなに難しい仕事だから、パーマの料金は高いんだ…って一人で納得していた。

カットの料金は、それぞれサロンや技術者によって違う。その理由は、経験値、勉強に費やす時間、どうしたらお客さんがより良く手入れが楽にキレイな髪になってもらえるかと真剣に考える時間。下積み時代なんて手取り数万円で修行してきた。せめて技術者になってからは陽の目を見ても良いのではと思う。

技術料は、その技術者が今までに技術習得の勉強に費やした「時間」という原価に対して支払われると思う、さらに設備投資費や電気代、固定経費の家賃と給料など。

例えば30年も美容師をやっている人が、過去20年もの間、まったく勉強もせず向上心もなく、ただ来たお客さんをカットし続けてきたのなら、カット1000円でも2000円でもどうでも良い。しかし、自分の仕事に誇りを持ち、何十年美容師をやっていても新しい技術や流行を勉強してお金と時間を常に投資し続けている美容師へは、きちんとした対価を支払わないと、業界が駄目になるし、良い技術が市場に出てこないとお客様にも不利益になるのではないかと思う。

技術者も、自分の歴史の「時間」に対して、堂々とカット1万円ですって言えるような業界になり、人々も技術者の努力に敬意を払って支払えるような構図になって欲しいなと思う。それにはあと何十年もかかるかもしれない。いや、そんな時代は来ないのかもしれない。

調理師も美容師も、下積みが厳しいのに見合った料金が取れない業界ってデザイナーもそうだし、たくさんあるのだろうと思う。

この記事を読んで考えされされました。↓

どうしてプロに無償で仕事依頼をしちゃ駄目なのか

似合わせ、似合わせ っていうけど何?

昨夜、アシスタントの練習を見て欲しいって事で監督してました。image

トレーニングモデルさんの要望は、「後ろは揃えるくらいで顔まわりは少し切って軽く」でした。

それじゃ、「顔にかかる部分で1番短い箇所は、どうして顎より少し上で切っているのか説明できるか?」

「なんとなく〜」ではダメである。全然ダメ(笑)

正面から見たときに、一番長い箇所の「バックサイドの毛先のポイント」と「顔まわりの1番短い箇所の毛先のポイント」とのグラの縦幅を1とした時、分け目の生え際までの距離が丁度2倍で「1:2」になり似合うから…とか。

前髪がある場合なら、眉間と顎の距離を1として、この長さで切れば1.5の比率になるからだとか。

横から見て、猫背っぽいなと思ったら、前上がりの角度を変えて、後ろにウエイトを置くだとか。

背が高く細く見えるように、後ろから見た時のカットラインは平行に切らないとか。

そのお客様が「似合う」カットというのは一種の数学だと思う。

そして「かわいい」という謎めいた感性(笑)を磨くために、いつもファッション雑誌をみていること。

お客様がいう「重め」って、どういう意味の重めなのかって雑誌から来ているから。

センスは天性のものじゃなく、努力して身につくものだから。

なんて事を教えたのですが、僕が常日頃考えて実践していることです。