先週まで、体罰についてメディアで取り上げられてました。
僕が専門学校を卒業して、サロンに就職して、そこでは先輩からの体罰が横行してました。
自分が成長して、今になって思い返しても、なぜあの場面で殴られたり、一週間以上も無視されたり、意味が全くわかりません。別に今となっては腹も立たないし怒りも湧いてきませんが、悲しくなってしまいます。
海外であれば、間違いなく刑務所行きな事件ですが、日本はそれが修行として体罰が認められていた時期があったのでしょうか。。。全く理解に苦しみます。
その先輩達が反面教師となり、何が本当の後輩指導なのか、理論的に教えれる人間になろうって考えましたから、ある意味感謝しなくてはいけません。
桑田真澄氏も言っていましたが、体罰で絶対に人は成長しません。人の顔を見ながら行動するような人間に育ってしまうし、萎縮して実力を伸ばしてあげることができなくなります。
暴力で後輩を自分の思い通りに動かそうと思っても、誰も心から先輩のために頑張ろうなんて思いません。暴力から愛情は感じたことないですし、理屈で説明ができないから拳を使っていたのでしょう。
そういう経験があったからこそ、自分は理論を勉強し、何を質問されても答えれるようになろうって心に決めたものでした。
今は、僕らの業界には体罰は無いと信じたいです。